石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

<学童保育の条例化>対象となる児童や施設定員、場所の確保、自主学童保育への支援につて、質問(文章)を行いました。

   12月議会で提案予定の「放課後児童健全育成の設備及び運営の基準(案)」について、パブリックコメントが行われていることは、すでにお知らせしたとおりです。市の担当者と話をしていて、生じた疑問について文書質問を行いました。以下は、その内容です。

放課後児童健全育成事業の条例化についての質問

回答は市民こども局こども本部子育て施策部青少年育成課

(1)事業の対象とする児童について

放課後児童健全育成事業の対象児童は、「小学校に就学している児童であって、その保護者が労働等により昼間いないもの」とされています。いわゆる学童保育の要件を満たす児童をすべて事業の対象とするのか、それとも、定員を定め、定員を超えた場合は選考を行うのか?

(答え)

利用定員については、運営規定において定めることとされていることから、今後各事業者において定めることとなると考えています。

全児童を対象とするわくわくプラザ事業の趣旨から、選考につきましては、想定しておりません。

(2)利用児童の数についての考え方

厚生労働省の示したQ&Aでは、「児童の数」の数え方を、「毎日利用する児童数に、一時利用する児童数の平均を加えた数」としているが、本市の考え方は?

(答え)

平成26年5月30日付けで発出された厚生労働省通知で、「児童の数」の数え方は、「毎日利用するとして申し込みをした児童」の人数に、「一時的に利用する(週のうち数日を利用する)として申し込みをした児童」の平均利用人数を加えた数としており、本市においても厚生労働省通知で示された考え方によるものです。

(3)専用区分の確保ついて

「遊び及び生活の場としての機能並びに静養するための機能を備えた区画(専用区画)を設ける」「専用区画の面積は、児童一人につきおおむね1.65㎡以上でなければならない」とある。利用児童が多い施設では、スペースを拡げる必要があるが、どのように対応するのか?

(答え)

各わくわくプラザについて、放課後児童健全育成事業の基準から面積に課題のあるところにつきましては、各わくわくプラザの情況に応じて、余裕教室等の活用や施設の改修工事の対応を図るよう、学校と調整をしてまいります。

(4)自主学童保育への支援について

これまでも、「自主学童保育についての支援を検討する」との答弁がされているが、現在の検討状況は?

(答え)

民間の放課後児童健全育成事業者につきましては、様々な運営形態により行われておりますので、支援の在り方につきましては、民間事業者の運営状況を把握したうえで、わくわくプラザ事業との整合性を踏まえながら検討を行っているところでございます。