石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

2014年度決算特別委員会②コミュニティ交通に対する支援強化を

山坂の多い宮前区では、ミニバスなど公共の交通手段をきめ細かく整備することは、区民の切実な願いとなっています。路線バスの充実と共に、地域で取り組まれているミニバスなどの「コミュニティ交通」の市の役割は重要です。そので、市の取り組みを充実させるよう質しました。

○「受益者負担が原則」「コミュニティ交通の安定的な運営・運行を持続するためには、一定の支援も必要」(まちづくり局長答弁)

私が本市のコミュニティ交通に対する考えを質したのに対し、金子督まちづくり局長は「路線バスがない地域や道路環境などで路線バスが運行できない地域の地域住民が主体となった取り組み導入の支援している」「安定的な運営・運行を持続するためには、一定の支援も必要」「高齢者等の割引の補てん、車両買替え用の補助など支援を拡充した」と答弁しました。私は、「住民が主体となった取り組みというが、交通不便地域の対策について市の責任を曖昧にしてはならない」と指摘しました。

○事業の採算性が高いハードルになっている。さらに、事業者を見つけることも困難

コミュニティ交通への支援策は、事業者によって事業化されていることが前提です。しかし、採算性が低いコミュニティ交通の事業者を探すことは大変です。私は「事業者とのマッチングへ支援が必要」と質し、金子督まちづくり局長は「神奈川県バス協会やタクシー協会などに事業者の紹介を依頼し、運行を担う事業者選定の支援を行っている」と答弁しました。