カラっと報告

川崎市港湾審議会で東扇島堀込部の埋め立て事業が審議されました。

2017年10月4日

 

10月4日、議員団の代表として参加している「川崎港港湾審議会」に出席しました。

今日の議題は、例の東扇島の堀込部の埋め立てについてです。最初の写真が東扇島です。個々にあるコンテナターミナルは、1996年総額400億円かけ整備されたもの。その貨物の過大予測で8年後、運営していた第三セクターが倒産。破産処理に約16億円の市民のお金が使われたいわくつきの場所です。

今回はそこの埋め立て事業ですが、かの「リニア新幹線」の建設発生土の受け入れ場所として、JR東海から市に要請のあったことで、事業化が急に進みだしたものです。

総事業費240億円、その内200億円はJR東海が負担し、残りの40億円は市の負担になると言うもの。しかし、今日の審議でも、「その事業費の根拠をまだ示せない」という曖昧な答弁。

市は、埋め立て計画の必要性を、①周辺倉庫の建替え時の代替地②完成自動車(新車・中古車)の置き場不足をあげていますが、東扇島内の倉庫業者123社のアンケート結果では、建替えや施設更新の計画があるのは11%に過ぎません。

完成自動車の輸出についても,自動車輸出は昨年、前年度より減少するなど、今よりも増えるとする根拠は見当たりません。自動車の海外での現地生産が進む中で、輸出は減少する傾向といわれています。

いづれにしても、埋め立てを急ぐ理由はありません。「リニア残土処理場」として、都合が良かったのでしょう。「リニア新幹線」そのものの中止を求めている私にすれば、2重に認めるわけにいかない、埋め立てです。

審議会の審議結果は、私だけ反対、賛成多数で承認されました。