石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

決算議会(9月10月)での総括質疑で「生活道路の維持・補修」「コミュニティ交通への支援策」「介護保険料の値上げをしない」など市民の切実な声をもとに、質問しました。

  生活道路の維持補修について、市民から寄せられた陳情件数は26,560件(2016年度)と多く、市の行った「かわさき市民アンケート(2016年度)」でも、「市政で今後力を入れてほしいこと」で「道路・歩道の整備」が30%に上っていることから、予算の抜本的な増額を求めました。福田市長は「引き続き適正な維持管理に努める」との答弁にとどまりました。

  コミュニティ交通への支援策について、私が「運営経費への支援を行うべき」と質したのに対し、福田市長は「交通利便性向上のほか、高齢者の外出支援など、重要性が増している」としたものの、運行経費への支援については「持続可能な運行のためには、事業性の確保重要」「地域の皆様が主体となった取り組みに対し、支援して参りたい」と消極的な答弁となりました。

  介護保険料について、私は「介護保険料は2000年からの介護保険制度発足当初から現在は1.9倍に跳ね上がり、県内で2番目に高い保険料となっている。階層区分の細分化や準備基金の取り崩しを行っても、来期(2018年度~2020年度)の値上げは避けられない状況だと言われている」「介護保険料の値上げの抑制には一般会計からの繰り入れが必要」と質しました。福田市長は「(軽減のための)財源を一般財源に求めることはふさわしくない」と答弁。私は「現在の5,540円(基準額)はもう限界。『ふさわしくない』と言うことは、出来るという事だ。一般会計からの繰り入れを行い、これ以上の保険料値上げをしないよう」求めました。