石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

住民投票条例、本則には触れず、修正案を委員会採択。共産党は抜本的修正を本会議に提案します。

2008,06,16, Monday

2日間にわたって総務員会で審議された住民投票条例(案)は、午後8時50分に共産党を除く、自民・民主・公明の修正案を賛成多数で採択しました。この修正案は条例本則には手をつけず、「附則」で「適当な時期に(中略)必要な措置を講ずる」と見直しを示唆するものですが、時期や見直しの内容も全く示されないもので、賛成できるものではありませんでした。
この日の市古議員の質疑でも明らかになったのは、市民が住民投票を求めた
いと思った問題でも、条例では「市長その他の執行機関により意思決定が行われた事項にあっては、(中略)特別な事情が認められなければならない。」としており、現在進行中の事業、計画に位置付けられた事項は基本的に投票の対象としないものです。これでは、何のための条例でしょうか。住民にとっては使えない条例では意味がありません。
日本共産党市議団では、住民にとって使いやすい条例の修正案を19日の本会議に提出する予定です。これからも、条例の問題点を皆さんに知っていただき、ほんとの意味で市民参加の市政を作るために頑張りたいと思います。