石川けんじ
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平地域において、コミュニティ交通の試験運行が始まります。

つばめ号チラシつばめ号チラシ2

山坂の多い宮前区、高台にある高山団地を中心に、コミュニティ交通の取り組みが住民の皆さんによって進められてきました。

いよいよ11月14日(月)から、施行運行が始まります。期間は来年3月まで予定されています。9時から17時まで、月曜日と金曜日の週2回です。試験運転期間は、無料で利用できます。実施は「平・五所塚コミュニティ交通地域協議会」によって行われます。運転は地元の東栄タクシーによって行われます。

つばめ号車両

車両は、神奈川トヨタ自動車(株)による提供で、運転手を除く6人乗りです。私は地元の協議で「6人乗りではすぐにいっぱいになり、途中駅から乗車できなくなるのではないか」との心配が出ているとお聞きし、議会での質問で、車両の大きさなどは、十分に地元協議会の意見を聞くように求めました。しかし、神奈川トヨタさんから無償で提供いただける車両が6人乗り(運転手以外)であること、その他の車両を利用した場合はレンタル料がかかり、予算を圧迫してしまうことから、6人乗り(運転手以外)で「試験運行」を行うことと乗りました。

今回の「実験運行」は横浜国大との連携で、利用実態調査も行われることから、乗車には、「会員登録」が必要です。事前の登録は、10月31日(月)10時~12時、14時~16時まで、市営高山住宅集会室で行われます。

「平・五所塚コミュニティ交通地域協議会」は、2017年に設立され、5年越しの運動となります。高齢者の多いこの団地では、以前、団地内にあったスパーが閉店し、地域の方からは「私たちは、買い物難民です」と切実な声が寄せらていました。設立から皆さんと協力してきた私も、ぜひ本格運行につなげてゆきたいと思います。