石川けんじ
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住民の声を充分聞いた施策展開を 12月議会一般質問

区役所・支所出張所再編計画は住民との徹底した話し合いを

住民の声を充分聞いた施策展開を 12月議会一般質問 川崎市が2011年度に「区役所と支所主張所のサービス機能を再編し、これまで出張所で行っていた届出業務を区役所に一本化する計画を打ち出していることについて、石川けんじ議員は、一般質問で、住民への周知が不十分であるとのべ、今年度中の策定にこだわらす、住民との十分な話し合いが必要だと指摘しました。
総合企画局長は、「本年度末が目標だが、市民説明会等で頂いた意見を参考に、バスルートや区役所駐車場、交通アクセスなどの課題を検討し、具体的な方策については来年度以降も引き続き検討し、適宜説明していきたい」と答弁。
石川議員は、出張所機能を証明書発行に限定すれば、もう出張所ではなくなると指摘、総合企画局長は、「証明書発行のほかにも地域振興業務は引き続き実施していく」と述べ、その為に、会議室や作業コーナー、エレベーターも設置すると答弁。石川議員は、住民の身近な場所でサービスを提供することこそサービス向上であり、〝再編先にありき〟ではなく、機能を変えるのであれば、住民と徹底的な話しあうよう改めて要望しました。

向丘出張所の機能再編」説明会で会場から意見相次ぐ

12月10日、向丘出張所で行われた説明会は、50名以上が参加、会場からは「町内会や自治会に周知したか」「パブリックコメントの時期を延ばしてほしい」「区役所へはバスが1時間に1本か2本、交通の便が少ない」など、さまざまな意見が出されました。説明に立った自治政策部長は「パブリックコメントは、12月26日に一度締め切らせていただくが、そのあとも具体的な案等を作成し、意見を伺いたい。必要に応じて説明会を開催するなど対応について検討したい」「スケジュールについては、目安として今年度中に公表としているが、今日頂いた意見を踏まえて検討してまいりたい。」「何が何でも、20年度中にという気持ちはない」と答えました。

有馬・牛久保大規模墓地計画について

牛久保大基模墓地が長年にわたり地域とのトラブルを起こしてきた問題で、石川市議は「川崎市であれば義務付けられている緑地帯の確保など、周辺住民に配慮した計画となるよう、市として、横浜市に再度申し入れることができないか」と質しました。長谷川健康福祉局長は「平成15年度に、本来横浜市の条例の対象外である川崎市の周辺住民も、斡旋の対象に入れるなど、配慮を頂いているところでございます。今後におきましても、横浜市と連絡を密にしてまいりたい」と答弁。石川市議は、「周辺環境に配慮した計画になるよう望んでいる住民の声を届けるよう」求めました。

第2期、男女平等推進行動計画について

2004年に発表された「かわさき男女平等推進プラン」では、5本柱の政策を掲げ、その中で、「審議会等への女性の参画促進」「市役所における係長級女性職員の管理職登用に向けた積極的支援」「女性管理職(課長級以上)比率の向上」が施策として挙げられています。政策・方針決定過程への女性の参画は重要な課題です。
石川議員は、男女平等社会の実現は、世界的な動きの中で、着実に前進しており、女性の参政権などの法律上の権利は、広く認められるところまで来たが、実際には、男女差別がなくなったわけではないとしてないとして、川崎市が、自ら掲げる「男女平等社会の実現」に向けて、より一層、取り組みを強めるよう求めました。

川崎市の女性の管理職

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