石川けんじ
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「消費税増税の中止を求める意見書」を提案。自民・民主・公明・みんなの党が反対で否決される。

 

9月議会最終日の今日(10月3日)、私たち日本共産党と無所属議員2名の共同で「消費税増税の中止を求める意見書」の提案を行いました。

10月1日に安倍首相の4月増税実施決定の会見があった直後の提案だけに、川崎市議会が反対の意思を示すことは重要でした。

提案した共産党の斉藤議員は、「9月3日の厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査でも14か月連続で所定内給与が減少している。年間給与所得が200万円以下の民間労働者は1090万人と2006年以来7年連続で1000万人を超えている」と経済の「回復の兆し」などという現状でないことから、「来年4月からの消費税増税を撤回する強く要望する」と提案理由を説明しました。

賛成は、提案者の共産党の10名と無所属の議員2名のみ。残念ながら「否決」されてしまいました。国とともに川崎市議会も消費税増税を求める多くの声に背を向けたことは許せません。