石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

2014年度予算特別委員会で質問を行いました。その1宮前区の認可保育園の整備~菅生・菅生が丘への整備を求めました。

図面のは認可保育園、は認定・川崎認定保育園

宮前区の認可保育園の整備について

宮前区の0歳から5歳までの就学前児童数は、13,636人で区の人口に占める割合は、6.1%と全市平均の5.6%を上回っています。2月時点の認可保育園の不承諾数は428人と保育園不足が深刻です。しかも、その整備は駅周辺に集中するなど、地域的な偏りがあり、とりわけ、菅生地域、菅生が丘地域、水沢地域など、区の西側の地域で、保育園を利用し辛くなっているとして、市長の見解を求めました。

福田市長は、「バランスよく整備してゆくことは重要」と答弁。岡本こども本部長は、「平成26年度4月に有馬(公設の民営化)・宮前平・土橋・鷺沼・神木本町で認可保育園の開設を予定している。」「犬蔵地域は、申請数が多いことから、賃貸物件の改修により保育所の整備を行う、民間事業者活用型において、重点的な募集地域の一つとして公募している」としましたが、菅生・菅生が丘地域については、「今後の待機児有働数や各保育園の申請状況、保育需要などの推移を見守り検討する」と答弁しました。

私は、今年2月の発表になった「川崎市子ども・子育て支援に関する調査」では、「教育・保育施設の実施場所を選んだ理由」との問いに、就学前児童の保護者の70.2%が「自宅に近いから」と回答していることからも、「地域的に偏りのない認可保育園の整備で公的な役割を果たすべき」と求めました。