石川けんじ
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予算特別委員会報告 その4 宮前区のバス便の改善について~向ヶ丘遊園駅と宮前平駅やたまプラーザ駅を結ぶ路線の新設を求めました。

 

3月1日にダイヤ改正のあった宮前区内のバス路線に関連して、向ヶ丘遊園駅と宮前平駅、たまプラーザ駅を結ぶ新路線の検討を求めました。

この検討は、都市計画道路向ヶ丘遊園駅―犬蔵線の拡張整備に伴う路線の検討の際、地元の要望を受けて、バス路線の検討にあたっては、「区役所や宮前平駅、たまプラーザ駅、新百合ヶ丘方面への路線をつくってほしいと要望が寄せられている。今後、住民の要望に応えた新たな路線を検討すべき(2010年6月議会)」と質問しています。

当時の交通局長は「バス路線の運行ルートの検討にあたっては、沿線住民やお客様のご意見を反えさせることが大変重要であると考えています。新路線の運行ルートの検討につきましては、お客様アンケート調査の実施や外部有識者の検討委員会の設置を検討する」と答えていました。

今回路線化されたのは、既存路線である「おし沼―溝の駅南口」の延伸という形で「向ヶ丘遊園駅―溝の口駅南口」の整備となりました。さらに神木本町からのばす便を増便し、輸送力の増強を図りました。

しかし、審査の中で、路線決定にあたって、沿線住民の声をいっさい聴かずに検討していたことが明らかになり、2010年の局長答弁の内容とも異なっていたことが明らかになりました。

地域からは、溝の口駅南口の混雑解消はいいが、依然として、「たまプラーザ駅につなげることが出来ないか」との声が根強くあることから、「今後の路線検討にあたって、住民の声を反映させること。また、宮前平駅やたまプラーザ駅への接続も検討すること」を求めました。田巻交通局長は「今後、路線延伸などの新規路線の設置や運行回数の見直しを行う場合におきましては、住地域民の意見・要望などを踏まえ、需要動向を十分見極めたうえで、路線の見直し基本方針に基づき検討を行いく。さらに、宮前区の交通アクセスの課題への対応につきましても、関係局と連携し、協議検討を進める」と答弁しました。