3月18日、2015年第1回市議会定例会の最終日、日本共産党は、予算の組み替えや3つの条例提案(①子供の医療費の中学生卒業までの無料化ー所得制限の撤廃②介護保険料の引き下げ③住宅リフォーム助成制度の創設)を行いました。
予算組み替えは、コンテナターミナルの整備、臨港道路水江町線や羽田連絡道路など必要のない2本の橋の建設中止・延期、基金の活用など一般会計85億円の予算を確保し、小児医療費助成の所得制限を撤廃し、中学生まで無料(30億円)介護保険料の引き下げ(20億円)、住宅リフォーム助成制度2億円など切実な要求に応える予算となっています。
賛成少数で否決されたとはいえ、これらの要求が現実可能な提案であることを示すことで、市政の転換を訴えてゆきたいと思います。
私は、住宅リフォーム助成制度の提案を行いました。市内事業者を依頼した10万円以上のリフォーム工事に対し、一律5万円の補助をつけるというものです。耐震化、バリアフリー、太陽光発電設備は勿論のこと、防音、防犯、耐熱、駐車場の工事などにも幅広く使えます。
これらの条例提案も、賛成少数で否決されました。しかし、切実な市民の声である今回の条例は、その気になれば実現できる物ばかり。実現まで、粘り強く頑張ります。