石川けんじ
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国や市は公害による被害者救済を急げ!

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12月2日、川崎公害根絶・市民連絡会の総会に渡辺学市議と参加しました。

堀内会長は、喘息患者が増えている現状や地球環境が悪化をしている問題に触れて、運動を進める意義について強調されていました。

私も挨拶させて頂き、「市が国の環境規準をクリアしたことをもって、公害が無くなったかのような議論があるが、国の規準そのものが緩和されたもので、更なる対策が必要」とお話しさせて頂きました。

公害裁判を闘った、篠原弁護士からは、公害裁判で勝ち取った喘息と自動車排気ガスの因果関係を認めさせ、現在進行形で被害が広がっているから、待ったなしの被害者救済の必要性と重要性が認められたことを踏まえて、国に医療費救済制度の法律を作らせようと呼び掛けました。

宮前区の小児喘息の患者数は、小中合わせて1687人(2016年10月1日現在)もいます。東名高速、国道246号、尻手黒川道路など交通量の多い道路に囲まれた宮前区にとって、公害は決して過去の問題などではなく、現在進行形の緊急な課題です。