石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

成人おめでとうございます。

2008,01,14, Monday

今日、成人を迎えられた新成人の皆さん、ご家族の皆さん、成人おめでとうございます。全市で新たに成人を迎えられた方は、13120人、宮前区では2032人いらっしゃるそうです。
いま、青年を取り巻く環境は、とても深刻なものがあると思います。高すぎる学費、不安定な雇用で将来の設計が立てられないなど、私が過ごした高度成長の時期とは、比べものになりません。少し前までは、「本人の責任」とされていた困難も「政治の責任」とやっと認められるまでになりました。
日本共産党では、川崎の12月の議会でも、ネットカフェ難民などの実態調査や東京など行われている入居時の貸し付けを行う制度など青年の生活を守る取り組みを行うよう求めてきました。しかし、その答弁は「従来の制度利用をしてほしい」と、とても冷たいものでした。現在の制度が使えないから、新たな制度を求めていたのに・・・。
そうした中で、青年自身が声を上げ始めています。民主青年同盟などの方たちが、調査活動や国会・市議会への要請を行い、私も懇談をさせていただきました。8名ぐらいの方の中で、正規職員として働いている方は、ほとんどいらっしゃらない現実に、事態の深刻さを改めて感じさせられました。
今まで、青年の皆さんの就職活動が少しでもサポートできるようにと、青年向けの就職のカウンセリングや働き口のあっせんなどを行う、「ジョブ・カフェ事業」の継続など、議会で取り上げてきましたが、これからも、青年問題に積極的に取り組んでいきたいと思います。