石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

原発事故の早期の収束を

   今度の災害をより複雑・困難にしたには、福島原発の事故です。放射線の被害は、地域の環境汚染にとどまらず、食品・飲料水への汚染も問題となりました。

   「計画停電」も医療器具などへの影響を考えれば、命にも関わる問題です。日本共産党は、事態の収束に向けて、あらゆる知恵と力を合わせて事態の打開をするため、政府とも協力してゆくことを表明していますが、放射線量や農作物や水道水の汚染などについては、正確な情報を速やかに公開することが、楽観論や過剰反応、風評被害を防ぐためにも必要だと主張しています。

 

  また、「安全神話」に乗っかり、安全対策を怠ったことは、償うことの出来ない、誤りだったと思います。マスコミが、日本共産党がかつて原発の震災被害への対応を求めてきたことに対して、政府が安全だと繰り返してきた事実を挙げて、「想定外」は許されないと報じたのは、当然です。原発依存から自然エネルギー活用へ政策の転換が必要です。とくに、本市に近く、震源の真上になることが予想されている中部電力の浜岡原発の即時停止を求めると共に、原子炉2基を持つ原子力空母ジョージワシントンの横須賀母校の返上を求めています。

放射線被害についての本市の影響をしっかり調査に市民に広報することが大切です。今のところ、大気・飲料水とも、問題となる数値は示されていませんが、引き続き監視を強めるとともに、大気の放射線汚染の観測については、川崎区で行っているだけで、市の北部地域の観測も必要だとしに申し入れを行っています。いずれにしても、情報がインターネットなどの偏っていて、市の広報活動の強化が必要です。

市の水道水の放射能の影響調査は下記のHP でご覧になれます

http://www.city.kawasaki.jp//e-news/info3808/index.html

 

環境放射線量については、下記のHPまで

http://www.city.kawasaki.jp/e-news/info3715/index.html