石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

大震災から6か月

東日本大震災から6か月がたちました。私は、日本共産党川崎市議団が行った視察に7月7日から9日までの間参加しました。写真はその時に撮ったもので、私の想像をはるかに超える風景でした。

私たちが伺った仮設住宅では、七夕の飾りを行っていたおばあちゃんやお店の再建を目指すご夫婦、その日も行方不明の奥さんの捜索に出られていたというご主人など、多くの方から九死に一生を得た方々のお話をお聞きすることができました。どの方も心に深い傷があり、話をしているうちに涙があふれてくる方も珍しくありませんでした。

家を再建したくても、町のプランが定まらぬうちは、再建のめども立ちません。貯金を切り崩しながら生活に、将来の不安、そのストレスは限界にあると感じました。

宮前区の共産党の後援会では、毎月、ボランティア派遣を行っていますが、参加者のお話では、「今現地では、避難所が閉鎖され、仮設住宅へ移っているが、食糧やお風呂などの支援も打ち切られ、全部自力で何とかしなければならなくなっている。いまこそ、支援が必要だ」とのことです。

これから、冬支度の時期を迎えます。物資の支援も引き続き必要です。私も、今後とも支援を続けるとともに、この川崎市の防災、宮前区の防災対策をより一層充実させるために、より一層頑張りたいと思います。