阿部市長「宮前区役所へのアクセスの改善について検討している」
１２月６日、宮前区選出の議員で行なわれた市長への予算要望で、宮前区役所へのアクセスの改善について、「区も一生懸命取り組んでいるので、財政的支援を含め市として力を貸してほしい」と求めたのに対し、阿部市長は「関係部局で検討している。成果を出したい」と語りました。また、「区役所が中心となった交通になっていない。区役所、駅、さらには、病院などへのアクセスの改善が必要」との考えを示しました。
区役所へのアクセスは、私も議会で再三取り組んできたテーマですが、向丘出張所の機能再編で向丘地域からの交通アクセスの改善が、地元自治会からも強い要望として挙げられてきたものです。
区役所周辺には、市民館・図書館・保健福祉センター・消防署・警察署など多くの施設があり年間の利用者は市の調べでも,区民課の手続に延べ約23万4,000件、宮前図書館の延べ貸し出し人数は約32万人など多くの利用者があります（２０１０年３月予算議会）
今年３月の予算議会でも、飛彈良一まちづくり局長は「宮前区は坂道が多く、住宅地や区役所が高台に立地しているなどの地形的な特性に加え、行政施設が集中している宮前平駅周辺と、商業施設が充実している鷺沼駅周辺の２つの核で地域の拠点が形成されているという地理的特性があることから、区役所へのアクセスや生活交通の充実につきましては、区の課題として関係局区において研究を始めたところでございます。まちづくり局といたしましても、バス事業者との調整等のノウハウがございますので、相互に連携してまいりたいと考えております。」と答弁していました。
１２月議会でも、その取り組み状況を調査し、地域の皆さんにお知らせしたいと思います。
