石川けんじ
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宮前区の「たけのこ保育園」「保育所ちびっこランド・ハッピーキッズさぎぬま園」が新たに認定保育園に

2月17日の認定保育園選考委員会に置いて、地域保育園から認定保育園になる保育所の発表がありました。今回、新たに認定保育園になったのは、「たけの子保育園(土橋6丁目)」と「保育所ちびっこランド・ハッピーキッズさぎぬま園(鷺沼3丁目)」の2園です。

川崎市の保育施設は、認可保育園の他、この認定保育園や地域保育園、おなかま保育等の施設があります。認定保育園は、地域保育園のうち、定員(月10名以上)や施設基準(2歳児未満の児童一人当たり2.475㎡、2歳以上の児童一人当たり1.98㎡)保育士・看護師の配置(認可保育園に準じる)のどの条件を満たす保育園を市が認定をして、児童援護費(3歳未満児47,500円、3歳以上児14,900円/一人あたりの月額)などの補助金を交付するものです。 地域保育園が市の財政的支援をほとんど受けられていない現状では、認定を受けることで、運営が安定し利用する児童の処遇改善にもつながります。

宮前区は、待機児童が多く、2月に発表になった保育所申込み状況によると、申請者1,028人のうち内定544人、不承諾数は、484人、不承諾率は47%と市内では最高でした。宮前区内には、今回の2園を含め12か所の地域保育園があり、待機児童の受け皿や様々な保育ニーズの受け皿となっていました。

関係者からは、地域保育園への支援の充実を求める請願も出され、「趣旨採択」されていました。待機児の解消は、認可保育園の増設を基本にしながら、一定の条件を満たす保育施設に対して、市の支援を強め、様々なニーズに合わせ、川崎のこどもたちの成長を支えることのできるよう、議会でも頑張ってゆきたいと思います。