宮前田園革新懇で「リニア新幹線」の学習会

６月２日、宮前市民館で宮前田園革新懇の総会がありました。続いて行われた「リニア新幹線」の学習会では、「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」の共同代表の天野捷一さんのお話をお聞きしました。９兆円もの巨額の事業費を使い、地下４０ｍを時速５００Ｋｍで走る、リニア新幹線。この「夢」のような新幹線が宮前区の地下を通り、直径３０ｍにもなる排気口が区内にできるかもしれないということを、まだ、多くの区民は知りません。しかも、来年度から工事が始まるのです。

「リニア新幹線」は、これまでも議会で取り上げてきたように、原発１～２機分の電力を使用することや電磁波などの人体への影響が懸念されること、地下を掘ることで地下水にも影響を与え、さらに、無人運転など事故や災害時の安全対策にも問題があるなど、未解決の問題が山積みです。日本共産党は、かねてより事業の中止を求めて各地で住民の皆さんと力を合わせています。今後も、計画の中止を求めて、訴えてゆきたいと思います。